人間の都合で犠牲になるのは、おそらくペットです。

タレントの坂上忍さんが1月12日にYouTube坂上家のチャンネル」で

生配信を実施。

2日に羽田空港で起こった事故によりペットが犠牲となった一件を巡り、

「航空会社をどうのこうのとは僕は思わない」と自身の意見を表明しています。

 

芸能界きっての動物愛護家として知られる坂上さん。

日本航空海上保安庁の機体が衝突した事故により、貨物室に預けられていた

乗客のペットが命を落としたことについて、

「なんで荷物扱いしてるんだ」「なんで同席させないんだ」という論争へ発展している

ことも把握しているとし、

「飛行機に関していうと動物を貨物扱いするのは僕もそりゃ好きじゃないです」

「同席できるならそれに越したことはないです」とまず率直な気持ちを明かしました。

 

動物の貨物扱いに思うところを語る一方、日本の航空会社を国内のものと比較する

見方があることにも言及。  

“僕の知識”の範囲だと断った上で、

外資含め動物を同席できる航空会社は思っているより少ないし小型犬に限ります」

「そのほとんどが緊急時は置き去りです」と主張しました。  

 

こうした対応を“ひどい”とする声が多いことには、

「同席できて物扱いじゃなくて生き物扱いというか、人間と同等扱いしてくれるに

越したことはないけど。そもそも人命第一なわけでしょ」

「たたくのはちょっとかわいそう」とコメントしています。  

 

なお、ペットの持ち込みを許可しているスターフライヤーでは、持ち込みの際に

署名する

「ぺットを機内に持ち込む際の遵守事項」に「緊急時の酸素サービスはペットには

ご利用頂けません。また、脱出の際にはペットは機内に置いて行かなくては

なりません」と明記されています。  

 

また、ペットの持ち込みが許可されている海外の航空会社の中で、「エールフランス

ユナイテッド航空」の大手2社について公式サイトを確認したところ、

記事執筆時点で緊急時のペット対応について明確な記載はありませんでした。

 

また、前者についてはブルテリアアメリカンスタッフォードシャー テリアなどの

一部犬種は輸送禁止だとうたっています。  

坂上さんは、人間よりも小さな犬や猫にストレスがかかることに考えが及んでいる

といい、

「飛行機に乗せる乗せないという選択をするのは彼ら動物じゃなくて人間に

なってくるの」

「航空会社をどうのこうのとは僕は思わない」と指摘。

 

飼い主である乗客の意思が何よりも先立っている以上、航空会社の対応を批判しよう

とは思わないとしました。  

 

なお坂上さん自身は、飛行機がそもそも苦手なことも手伝って、ペットを乗せたことは

1回きりとのこと。

どうしても輸送の必要が出てきた場合は「俺、車で連れていくし」

と断言していました。  

 

今回の一件については、フリーアナウンサー笠井信輔さんや俳優の石田ゆり子さんが

ペットの客室への持ち込みに触れたところ、ネットを巻き込んで大きな議論に発展。

石田さんは非難の声が大きくなったことから、Instagramで謝罪するにとどまらず

コメント欄を一時閉鎖する事態となっていました。

 

個人的には坂上さんと同意見です。

保護した動物を輸送する時以外は、基本、乗せたくない。

万が一の事を考えれば、見捨てる事になりかねない。

ペットと暮らす以上、旅行に連れて行きたいとかは人間の欲。

帰省するなら、預ける。

ペットにはそれがいいのでは?

もしくは、車で自由が利く環境作りをするのも、飼い主としての責任の一部であると

思います。

私もペットがいますが、旅行には行ってません。

出掛ける事は多々ありますが、外泊などしていませんよ。