先月18日、東京・目黒区の自宅で意識がもうろうとする状態で見つかった猿之助。
2階リビングには父の市川段四郎さんと母親が倒れており、母親はその場で
死亡が確認され、段四郎さんは搬送先の病院で亡くなった。
死因は「向精神薬中毒」だった。
第一発見者は自宅を訪れた女性マネジャーとXの2人。
現場には猿之助の〝遺書〟が残され、Xの名前と「愛している」「大好き」
「次の世で会おうね」などという言葉とともに、遺産相続の意向を示す内容まで
書かれていた。
Xは警察から事情を聞かれている。
「運転手役を務め、地方公演などにも付き添っていた。飲み会の場にも同席させ、
ほぼ一緒にプライベートを過ごしていたほどです。歌舞伎界でトップの実力と人気を
誇った猿之助さんとも、なぜか堂々と口論できる仲だった。猿之助さんが有名人を
呼んでXの誕生日会を盛大に開くなど、絶大な信頼を寄せていました」(梨園関係者)
そんな中で、1日発売の「週刊文春」は、女性と一緒に帰宅するXをメディア初直撃。
X氏は遺書の名前について「人違いだと思います」などと自身ではないと否定。
さらに「猿之助さんが死のうが関係ない?」と聞かれると「関係ありませんね」。
猿之助が起こした事件について「まったく悲しくない?」という問いにも
「はい。全然」と答えた。
これには猿之助の将来的な復帰を願う関係者からも怒りの声が上がっている。
「事件後も楽屋の名札などもそのまま。それだけ猿之助さんを慕う役者らは戻ってくる
ことを願っている。興行を担う松竹としても、主役を張れてお客も呼べるスター
でしたから、どんなに先になっても復帰を待つはず。ただ、〝来世での再会〟を
願うほど心酔していたXが、あんなセリフを言い放っていたことを猿之助さんが
知ったらどうなるか…。猿之助さんのおかげで引き揚げてもらったXの言動に
怒りを覚える人物は1人や2人ではありませんよ」(同)
見方によっては、あえてXが猿之助を突き放し、自身は事件と無関係であることを
強調しているようにも感じられるが…。
今回の事件はさまざまな波紋を広げているようだ。
こういう事件が起きると、真っ先に裏切る人間、多いですよね。
Xもその一人かも。
信用した人間、間違えましたね。猿之助さん・・・。