原作あってのドラマ化。原作者を悲しませないで。

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」などで知られる脚本家の野木亜紀子氏が

5日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。

 

昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の

芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受けての自身への取材依頼について

言及した。

 

野木氏は、これまでの投稿で、原作者と脚本家の関係や、原作者と脚本家と

テレビ局の関係などについて私見を述べ、

「第三者委員会のような立場の調査を入れる必要もあるかもしれない」と

指摘していた。  

 

4日の投稿では

「私に様々な取材依頼が来てますが、語れるのは脚本家視点の一般論

(直近12年の経験と知見)だけです」とし、

「脚本家よりも、現役のプロデューサーに取材するといいですよ」とした。

 

そして、

「出版社とのやりとり含め全貌を語れるのはプロデューサーだけです。

いまどき原作ありをやったことがないプロデューサーはいない」とつづった。  

 

「セクシー田中さん」をめぐっては、作品の脚本家が自身のインスタグラムで、

原作者による脚本執筆となったと明かしていた。

その後、芦原さんは1月26日に更新した自身のXで、ドラマの制作側との

トラブルを公表。

脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を

書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。

当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたとしていた。

 

こんな悲しい事、無いですよね?

誰もが嬉しくなる事なのに、意思疎通が出来ずに原作者が亡くなる。

こういう事は2度とあって欲しくない。

原作者も制作サイドも、当然ファンも好きな事をしたり見たり。

どこに揉める必要があるの?

残念です。

原作があってこその、ドラマ化。

原作者を追い詰める業界には遺憾しかありません。