2013年にいじめを苦に自殺した熊本市の熊本県立高1年女子生徒=当時(15)=
の母親(54)が5日、熊本市で支援者向けに報告会を開いた。
県と加害生徒を相手取った裁判は昨年、損害賠償が認められて幕を閉じたが、
今も関係者から直接の謝罪はないという。
報告会には支援者の立命館大大学院の春日井敏之教授(臨床教育学)も参加。
「女子生徒はいじめ行為でなく問題を放置した学校側に絶望したのでは」と指摘。
「亡くなった子どもは二度と帰ってこない。この事実を現場は認識できているのか」
と話した。
会の終わりに、母親は今も苦しんでいる人たちに向けて声を詰まらせながら
力を込めた。
「当時の関係者は娘に手を合わせ、これまで目を背けてきたことに向き合ってほしい。
このままでは娘が浮かばれません」
確かにそう。
寮生活で親元を離れていて、すぐに相談出来なかった。
学校側もいじめた加害者も、命の重さを知らないのか?
あり得ないでしょ!
あんたたちのせいで、尊い命が奪われたのですよ!
謝罪しても足りないです。
自分の命が同じ目に遭ったら分かるのか?
遺族の気持ちは元より、亡くなった方の無念を思うと心から憤ります。
まずは加害者たち、ちゃんと謝罪から、始めて欲しいです。