人間だもの。感情出してもいいんです。

NHKの鈴木奈穂子アナウンサー(42)が20日、司会を務める「あさイチ」で、

視聴者からのメールを読んでいる最中に号泣。

読み続けられなくなるハプニングがあった。

 

番組では、昨年放送したドラマ「幸運な人」の再編集版を放送し、この日が最終回。

生田斗真演じる夫がある日突然、ガンであることが明らかになってからの、

多部未華子演じる妻ら家族を描いた。  

 

ドラマが終わり、スタジオに映像が戻ると、ゲストの和田明日香とあばれる君の瞳は

ぐっしょり。

鈴木アナは「2人、大丈夫ですか?」「しゃべれますか?」と気遣ったが、

次に視聴者からのメールを読み出すと、自身が大丈夫じゃない事態に陥った。  

 

50代視聴者からのメールには、自身がガンの告知を受けてから7年、

「死を意識しない日はありませんが、家族と朝ご飯を食べて家から送り出して…」

「毎日を生きていることが素晴らしいと楽しく生きています」と何とか読み上げたが、

嗚咽が止まらなくなった。  

「すいません」と小声で謝り、落ち着こうと間を取っている間に、

司会でペアを組む博多大吉が「読みましょか」と助け船を出した。

 

鈴木アナも「お願いします。本当にそうだな、と思って」とポツリ。

原稿をゲストや博多華丸とリレーして大吉の手元に送り、次のメールからは大吉が

読み上げた。  

 

X(旧ツイッター)には

「そんな鈴木さんがわたしは好き」

「号泣の鈴木アナ、ファンになりました さっと手を差しのべる大吉さんに、

あさイチメンバーのチームワークのよさを見た」

「大吉先生もグッときてるのにサラッと代読して」

「大吉さんカッコいい」

「全ての流れに、もらい泣きしてもうた」

「大吉先生の鈴木アナへの配慮 素敵」という声が上がった。

 

人間ですから。

感情をあらわにしたらいけないなんて事など、ありません。

アナウンサーでも同じ。

かえって好感が持てます。