米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手から小学校に寄贈されたグローブを使って
児童がキャッチボールをする動画をX(旧ツイッター)に投稿し、
称賛の声があがっている。
大谷選手は23年11月、日本全国約2万の小学校に3つずつ野球用グローブを
寄贈すると表明。
連日、全国各地の小学校に届いていると報道されている。
こうした中、大分県別府市では、子どもたちの元に届ける前に市庁舎内で
グローブを展示。
「私が見るだけではもったいない!という事で、
市役所正面入口に当面飾ります!」と投稿していた。
展示の意図について
「野球をしている人以外にも是非見てみたい!と思う市民の方々から
お声をいただきました」といい、
「今現在全く野球に触れていない子どもたちが、飾ってあるなら見に行こうと、
親やじいじ、ばあば達と行ってくれたらなと想像しました」と説明。
その意図について、
「大谷さんの気持ちは勿論大切ですが、大谷さんも想像できないくらい、
日本人にとって大谷さんの活躍の話題は少年少女のみならず日本人全員の
勇気や希望になっています。年始から暗い気持ちになっている、
この時だからこそ、できる限り市民の皆さんにも見てもらい、
少しの勇気や元気にしてもらいたいなと思います」とつづっていた。
「見たいけど見れないよー!という年齢や学年のお子さんもいますものね」
「飾ることを目的にした贈り物ではないと思います」など市民の間でも
意見が割れていたが、ネットニュースで取り上げられると全国から批判の声が
相次いだ。
こういった声を受け、29日までの展示期間を短縮し、
26日に各校に配布するとしている。
総社市・片岡市長は24日
「大谷翔平選手から総社市の小学校へグラブを頂きました。みんな大喜びで
さっそくキャッチボールをしたところ、この子の豪速球には驚いた!」
とXに投稿した。
添付された動画には、小学生らが見守る中、大谷選手から寄贈されたグローブを
はめた男の子とキャッチボールをする片岡氏の姿が映っている。
小学生の球を受ける片岡氏がはめているのは、大谷選手のグローブではなく、
自前のグローブだという。
Xでは、こうした総社市・片岡市長の対応に称賛の声が相次いだ。
「これ市長は自分のグローブ使って 子どもだけに大谷グローブ付けさせて
あげてるの本当に好感度高い 自分も大谷グローブ使いたいからって
キャッチボールした訳じゃないところにも優しさ感じる」
「別府市長ー見てるかー」
「これが贈られたグローブの一番ベストの使い方ですな」
「別府市長、これが『教育』なんだよ」
「大谷グローブと関わりたい各市長村長の最適解動画となりそう」
「大谷翔平のグローブは子供が使って市長は別のグローブ使ってるのも、
もう完璧。主役は子ども達」
確かに、展示する為に贈った訳では無いと思います。
グローブを贈った事で、野球に興味を持ってもらいたい。
そういう意味なのでしょう。
展示する事に反対ではありませんが、使ってくれなきゃ意味が無いのは確かです。
ただ、展示した後で小学校に戻しているので、別に問題無いと思いますよ。