TBSは14日、『CDTVライブ!ライブ!』17日放送でパフォーマンスが
予定されていた3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEの出演見合わせを発表した。
同バンドを巡っては13日、YouTubeで12日に公開された新曲『コロンブス』の
ミュージックビデオ(MV)について、多数の批判の声があがったことを受けて、
公式サイトを更新。
「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、
公開を停止することといたしました」と発表していた。
そのうえで「当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑を
おかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後はこのような事態を招くことの
ないよう細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただける作品をお届けしてまいります」
と謝罪した。
『CDTVライブ!』の公式Xは「<番組からのお知らせ>」と題して、
「6月17日(月)に出演予定のMrs. GREEN APPLEですが、出演見合わせと
なりました。またの機会の出演を楽しみにしていてください」とアナウンスした。
また、14日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にも
出演予定だったが、番組サイトでは「Mrs. GREEN APPLEが歌唱を予定しておりました
楽曲のラインナップが、所属事務所の申し出により、一部変更となりました。
急遽の変更が発生してしまったことをお詫び申し上げます」と
歌唱曲の変更が発表されていた。
MVでは、メンバーの大森元貴がコロンブス、若井滉斗がナポレオン、藤澤涼架が
ベートーヴェンに扮して、
「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」というストーリーが
描かれた。
また、訪れた島に猿のように描かれた人々が住む演出なども含まれ、
SNSでは「差別的だ」と批判の声が上がっていた。
差別とか、過去の痛い思い出をえぐるとか、そういう発想自体古臭い。
慰安婦とか、徴用工とかいろいろあるけど、未だに問題になってる。
いい加減忘れて、新たに進めないのか?
黒歴史は忘れてはいけないけど、繰り返さない事が一番。
解決しようも無い問題に、いつまで囚われてるの?って思います。
きっと、ミセスにとっては渾身のMVだったと思いますが、発想が豊か過ぎて炎上。
やりたい事をやれない時代を反映したような事態に、寂しさを感じます。
問題は多かれど一生懸命構成した作品だけに、残念でなりません。